Classici giapponesi con furigana
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しんけいかさねがふち
真景累ヶ淵
三遊亭 円朝
Leggi 真景累ヶ淵 (しんけいかさねがふち) di 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 214.332 caratteri · 426 schermate
するともと/\狡猾な女でございますから、奥方の纔訴を致し、又若様の纔訴を致すので、何となく斯う家がもめます。いくら言っても殿様はお熊にまかれて、煩って居る奥様を非道な事をしてぶち打擲を致します。もう十九にもなる若様をも煙管を持って打つ様な事でございますから、
新五郎「あゝ親父は愚な者である、こんな処にいては迚も出世は出来ぬ」
と若気の至りで新五郎と云う惣領の若様はふいと家出を致しますると、お熊はもう此の上は奥様さえ死ねば自分が十分此処の奥様になれると思い、
熊「わたしは何うも懐妊した様でございます、四月から見るものを見ませぬ酸ッぱい物が食べたい」
何のと云うから殿様は猶更でれすけにおなり遊ばします。追々其の年も冬になりまして、十一月十二月となりますと、奥様の御病気が漸々悪くなり、その上寒さになりましてからキヤ/\さしこみが起り、またお熊は、漸々お腹が大きくなって身体が思う様にきゝませんと云って、勝手に寝てばかり居るので、殿様は奥方に薬一服も煎じて飲ませません。只勘藏ばかりあてにして、
新「これ/\勘藏」
勘「ヘエ、殿様貴方御酒ばかり召上って居て何うも困りますなア奥様は御不快で余程御様子が悪いし、殊には又お熊様はあゝやって懐妊だからごろ/″\して居り、折々奥様は差込むと仰しゃるから、少しは手伝っ