Classici giapponesi con furigana
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しんけいかさねがふち
真景累ヶ淵
三遊亭 円朝
Leggi 真景累ヶ淵 (しんけいかさねがふち) di 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 214.332 caratteri · 426 schermate
て頂きませんじゃア、手が足りません、私は若様のお乳を貰いに往くにも困ります」
新「困っても仕方がない、何か、さしこみには近辺の鍼医を呼べ、鍼医を」
と云うと、丁度戸外にピー、と按摩の笛、
新「おゝ/\丁度按摩が通るようだ、素人療治ではいかんから彼れを呼べ/\」
勘「ヘエ」
と按摩を呼入れて見ると、怪し気なる黒の羽織を着て、
按摩「宜しゅう私が鍼をいたしましょう、鍼はお癪気には宜しゅうございます」
というので鍼を致しますと、
奥方「誠に好い心持に治まりがついたから何卒明日の晩も来て呉れ」
と戸外を通る揉療治ではありますが、一時凌ぎに其の後五日ばかり続いて参ります。すると一番しまいの日に一本打ちました鍼が、何う云うことかひどく痛いことでございましたが、是は鍼に動ずると云うので、
奥方「あゝ痛、アいたタ」
按摩「大層お痛みでございますか」
奥方「はいあゝ甚く痛い、今迄斯んなに痛いと思った事は無かったが、誠に此の鳩尾の所に打たれたのが立割られたようで」
按摩「ナニそれはお動じでございます、鍼が験ましたのでございますから御心配はございません、イエまア又明晩も参りましょうか」