Classici giapponesi con furigana
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しんけいかさねがふち
真景累ヶ淵
三遊亭 円朝
Leggi 真景累ヶ淵 (しんけいかさねがふち) di 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 214.332 caratteri · 426 schermate
一抉り抉ると足をばた/\/\とやったきり貞藏は呼吸が絶えました。お隅はほっと息を吐いて掻巻の袖で匕首の血を拭って鞘に納め、そっと杉戸を明けて台所へ来て、柄杓で水をぐっと呑み、はッはッという息づかい、もう是れで二人の人を殺しましたなれども、夫の仇を討とうという一心でござりますから、顔色の変ったのを見せまいと、一角の寝床へそっと来て、顔を横に致しまして、
隅「先生/\もうお寝みなすったか」
安「うーん貞藏は寝たか」
隅「はい能く寝ました、大層酔いましてねえ」
安「酔っても宜いから、あんな奴に構うな、寝ろよ」
隅「寝ろって夜具がありません、私は食客でございますから此処に坐っています」
安「そんな詰らぬ遠慮にはおよばぬ、全く疑念が晴れて、己の女房になる気なら真実可愛いと思うから、手前に楽をさして真実尽すぞ」
隅「誠に有難いこと、勿体ないけれども、そんなら此の掻巻の袖の方から少し許り這入りまして」
安「いや少し許りでなくって、たんと這入れ」
隅「それじゃア御免なさいまし」
と夜着の袖をはねて、懐中から出した匕首を布団の下にんで、足で踏んで鞘を払いながら、