Lettura giapponese

Classici giapponesi con furigana

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しんけいかさねがふち

真景累ヶ淵

三遊亭 円朝

Leggi 真景累ヶ淵 (しんけいかさねがふち) di 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.

N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 214.332 caratteri · 426 schermate

Aozora Bunko

めいで応対が本当なり、苦労した果で柔和で人交際がよいから、

甲「あなたの処では良い若い者を置当てなすった」

惣「いゝえ彼は少し訳があって」

と云って、内の奉公人にもその実を言わず、

惣「少し身寄から頼まれたのだと云ってあるから、あなたも本名を明してはなりません」

と云うので、誠に親切な人だから、新五郎もこゝに厄介になって居ると、この家にお園という中働の女中が居ります。これは宗悦の妹娘で、三年あとから奉公して、誠に真実に能く働きますから、主人の気に入られて居る。併し新五郎とは、敵同士が此処へ寄合ったので有りますが、互にそういう事とは知りません。

園「新どん」

新「お園どん」

と呼合いまする。新五郎は二十一歳で、誠に何うも水の出端でございます。又お園は柔和な好い女、

新「あゝいう女を女房に持ちたい」

と思うと何ういう因果因縁か、新五郎がお園に死ぬほど惚れたので、お園の事というと、能く気を付けて手伝って親切にするから、男振は好し応対も上手、其の上柔和で主人に気に入られて居るから、お園はあゝ優しい人だと、新どんに惚れそうなものだが、敵同士とはいいながら虫が知らせるか、お園は新五郎に側へ来られると身毛立つほど厭に思うが、それを知らずに、新五郎は無暗に親切を尽しても、片方は碌に口もききません。