Lettura giapponese

Classici giapponesi con furigana

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しんけいかさねがふち

真景累ヶ淵

三遊亭 円朝

Leggi 真景累ヶ淵 (しんけいかさねがふち) di 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.

N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 214.332 caratteri · 426 schermate

Aozora Bunko

惣「じゃア母様私が薬買って来るから」

母「よくお聞き申して早く行って来うよ」

惣「はい、御出家様お願え申しますよ」

尼「あいよ心配せずに行っておいで、憫然に年もいかぬに旅だからおろ/\して涙ぐんで、いゝかえ知れたかえ、先刻通った四五町先の榎から左に曲るのだよ」

惣「あい」

とおろ/\しながら、惣吉は年は十だが親孝心で発明な性質、急いで降る中を四五町先を見当にして参りました。先刻通りました処は覚えて居りまして、榎の所から曲ると成程四五軒家がある、其処へ来て、

惣「此辺に癪に利く薬でだらすけという様な薬は何処で売って居ますか」

と聞くと、

男「此辺に薬を売る処はない、小金まで行かなければない」

惣「小金と云うのは」

男「小金までは子供で是からは迚も行かれない、其の中には暗くなって原中で犬でも出れば何うする、早くお帰り」

と云われ心細いから惣吉は帰って観音堂へ駈上って見ると情ないかな母親は、咽喉を二巻程丸ぐけで括られて、虚空を掴んで死んで居る。脊負った物も亦母が持って居た多分の金も引浚って彼の尼が逃げました。

惣「アヽお母様、何うして絞殺されたかねえ」