Lettura giapponese

Classici giapponesi con furigana

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しんけいかさねがふち

真景累ヶ淵

三遊亭 円朝

Leggi 真景累ヶ淵 (しんけいかさねがふち) di 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.

N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 214.332 caratteri · 426 schermate

Aozora Bunko

事があるから、其の親切に羈されて、若し私が呶鳴れば御主人に知れて、此の人が追出されたら何処へも行く処も無し気の毒と思いますから、唯小声で、

園「新どんお止しよ/\」

と声を出すようで出さぬが、声を立てられてはならんと、袂を口に当てがって、

新「此方へお出で」

と藁の上へ押倒して上へ乗掛るから、

園「アレ新どん、お前気違じみた、お前も私もしくじったら何うなさる、新どん、新どん」

ともがくのを、無理無体に口を押え、夢中になって上へ乗掛ろうとすると、

園「アレ新どん/\」

ともがいているうちに、お園がウーンと身を慄わして苦しみ、パッと息が止ったから恟りして新五郎が見ると、今はどっぷり日が暮れた時で、定かには分りませんが、側にあるが真赤に血だらけ、

新「何うしたのか」

と思って起上ろうとすると、苦し紛れに新五郎の袖に手をかけ、しがみ付いたなりに、新五郎と共にずうッと起たのを見ると真赤、

新「お園どん何うしたのだえ」

と襟に手をかけて抱起すと、情ないかな下にあったのはを切る押切と云うもの、是は畳屋さんの庖丁を仰向にした様な実に能く切れる