Classici giapponesi con furigana
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しんけいかさねがふち
真景累ヶ淵
三遊亭 円朝
Leggi 真景累ヶ淵 (しんけいかさねがふち) di 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 214.332 caratteri · 426 schermate
処がないから、遥々奥州の仙台へ参り、仙台様のお抱になって居る、剣客者黒坂一齋と云う、元剣術の指南を受けた師匠の処へ参って塾に這入り、剣術の修業をして身を潜めて居りましたが、城中に居りましたから、頓と跡が付きません。なれども故郷忘じ難く、黒坂一齋の相果てゝからは、何うも朋輩の交際が悪うございますから、もう二三年も経ったから知れやしまいと思って、又奥州仙台から、江戸表へ出て来たのは、十一月の丁度二十日でございます。先ず浅草の観音様へ参って礼拝を致し、是から何処へ行うか、何うしたらよかろうと考える中に、ふと胸に浮んだのは勇治と云う元屋敷の下男で、我が十二歳ぐらいの頃まで居たが、其の者は本所辺に居ると云う事で、慥か松倉町と聞いたから、兎も角も此の者を尋ねて見ようと思い、吾妻橋を渡って、松倉町へ行きます。菅の深い三度笠を冠りまして、半合羽に柄袋のかゝった大小を帯し、脚半甲がけ草鞋穿で、いかにも旅馴れて居りまする扮装、行李を肩にかけ急いで松倉町から、斯う細い横町へ曲りに掛ると、跡からバラ/\/\と五六人の人が駈けて来るから、是は手が廻ったか、しくじったと思い、振返って見ると、案の如く小田原提灯が見えて、紺足袋に雪駄穿で捕者の様子だから、あわてゝ其処にある