Lettura giapponese

Classici giapponesi con furigana

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しんけいかさねがふち

真景累ヶ淵

三遊亭 円朝

Leggi 真景累ヶ淵 (しんけいかさねがふち) di 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.

N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 214.332 caratteri · 426 schermate

Aozora Bunko

ものは何とも云いようが無い。一体少し師匠は額の処が抜上って居る性で、毛が薄い上に鬢が腫上っているのだから、実に芝居で致す累とかお岩とか云うような顔付でございます。医者が来て脈を取って見る。豊志賀が、是は気の凝でございましょうか、と云うと、イヤ然うでない是は面疔に相違ないなどゝ云うが、それは全く見立違いで、只今の様に上手なお医者はございません時分で、只今なら佐藤先生の処へ行けば、切断して毒を取って跡は他人の肉で継合わせると云う、飴細工の様な事も出来るから造作はないが、其の頃は医術が開けませんから、十分に療治も届きません。それ故段々痛が烈しくなり、随って気分も悪くなり、終にはどっと寝ました。ところが食は固より咽喉へ通りませんし、湯水も通らぬ様になりましたから、師匠は益々痩るばかり、けれども顔の腫物は段々に腫上って来まするが、新吉はもと師匠の世話になった事を思って、能く親切に看病致します。

新「師匠/\、あのね、薬の二番が出来たから飲んで、それから少し腫物の先へ布薬を為よう、えゝおい、寝て居るのかえ」

豐「あい」

と膝に手を突いて起上りますると、鼠小紋の常着を寝着におろして居る