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にっき
日記
宮本 百合子
03 一九一六年(大正五年)
N3 · 进阶 · 新字新假名 · 81,739 字 · 164 页
二月二十二日
二月二十三日
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二月二十二日(火曜)
五寸程雪が積った。めずらしい様子だったけれ共、そう大して美しかったとも思わない。英男の Dictation があった。好く出来た。坂本さんが、私の「貧しき人々の群」を従弟がほめたと話して呉れる。それにしてもよく書きたいと思わないでは居られない。明日歴史がすむと、あとは少しは暇になるだろうからさっさと書かないと仕様がない。
明日学校の帰りに図書によらずに来て夕方までに千葉先生のを幾分なりとも書き、夜は文法と作文を書いて小此木先生に都合を御伺いしなければならない。今週の二晩位はひまであってもよさそうなものであると思う。八には、国分の豆腐の子と気狂いと、首吊りと私の見たあの生々しい松の切り株と□□の先生のおじぎを書く筈である。
二月二十三日(水曜)
It rains to-night. I wrote my 8th with sorrow and gladness. Among this month I must write this sentence.
私は、「小さき憂悶者」として小学校の五六年時代の事を書こうかと思い立った。
二月中に「貧しき人々の群れ」