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にっき
日記
宮本 百合子
03 一九一六年(大正五年)
N3 · 进阶 · 新字新假名 · 81,739 字 · 164 页
七月十四日
七月十五日
七月二十四日
へのせるかもしれないから百五十枚ほどにしてくれと云うことだ。
十日ほどの間をもらう。
一度ことわって置いてどうしたのかよく分らないが先ずのるとすればうれしい。
けれどもまだ分らないのはいやである。
明日法事でいそがしい。
行くのはやめにする。十日で書かなければならないのは少しいそがしい。あまりこまかく書きすぎて居ると云うのが欠点で、終りの方にもう少し自己を表わし、始めに自分の説明を入れろと云うことである。
七月十五日(土曜)
午前中坪内先生へ行って、その御話をして来る。出来る丈して見るのは決して無駄なことではないと云って下さる。きっと中公にとって下さるのだろうとおっしゃる。たのむものの弱みと云おうか、気おくれと云おうかふしぎな心理状態である。けれども苦労しなければいけないとおっしゃる。自分もそうだと思う。私のすべての condition がよすぎるのでだらけはしまいかとたまらない。いろいろな事に、それ専門の良心が出て来ていてはたまらない。もうこの頃は努力である。実際努力である。
七月二十四日(月曜)
もう少しで出来る。毎日一生懸命にはやって居ても日がせまらないと何だか気がのらない。