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にっき
日記
宮本 百合子
03 一九一六年(大正五年)
N3 · 进阶 · 新字新假名 · 81,739 字 · 164 页
六月八日
六月九日
六月十日
六月十一日
六月十二日
中西屋へ行ったけれ共買い度いものなし。
六月八日(木曜)
一日かく。一字の間違いまでちゃんとしるしをつけて下さってあるのには感謝しずには居られない。
六月九日(金曜)
一日書き、夜錦輝館へ行く。
六月十日(土曜)
明日出来上るつもりなので坪内先生が若しまだ東京に被居しったらあしたの午後に自分で上ろうと御たくにききにあげたらきのういらっしゃったそうだ。
六月十一日(日曜)
今日午後出来上ってとじる。夜紀伊の国家へ電話でうかがってから、文丹と手紙と原稿をかきとめでお送りした。
朝葦の湯からわざわざ御葉書をいただく。
石井の婿だと云う人が来て久米氏の例のことを云って帰ったが、私共もあの人達については或ることを知って居るので久米さんばかりどうのこうのと云うことは出来ない。とにかくあの男もなかなか裏のある生活をして居るのだから……。夜道三氏が来て種々はなしの末今度結婚するのに母がむずかしいと云う事を話した。どこでもある事だ。
結婚の幸福などと云うのもさめ、……。
六月十二日(月曜)
明晩小此木先生
六月十三日(火曜)
夜東京堂へ行き、『犯罪の研究』、『セバストポール』