후리가나로 읽는 일본 고전
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こきょうしちじゅうねん
故郷七十年
柳田 国男
柳田 国男의 故郷七十年(こきょうしちじゅうねん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 257,350자 · 507화면
とその五つの男の子がいうことになっている。だから私らの方ではその五つになる男の子の方を、「おさかなこれに」行くといったものである。女の子の方は長い袂の着物を着て、黙って座っていればいい。
儀式をなるべく厳粛に、しかも簡単にすませて、後に満座の人たちが酒盛りに入れるようにしなければならないわけである。
私が男蝶に選ばれた婚礼のうち、一軒は私のすぐ隣の家の酒屋であった。娘がたった一人しかなく、およりといったが、家が俄か分限になったので、二里ばかり遠くから又三郎という養子をとったのである。明治十二年のことである。その年のうちにもう一カ所、三木家の大東という新宅にお嫁さんが来た。お婿さんは私の兄貴の友人だったから、二十一か二であったろう。そこへ姫路からお嫁さんが来たので、私が二回目に選ばれた。何れも大成功だったが、ご褒美に何をもらったか、それだけはどうしても思い出せない。
しかし、そのときの光景は、今でも婚姻問題、日本婚姻史といったものを書いて見ようとすると、いつでも鮮やかに描かれるのである。両方ともお酌がよかったためか永続し、ことに第二回目の三木家の方は奥さんなど、かなり歳をとられるまで私の顔を覚えていられた。