후리가나로 읽는 일본 고전
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こきょうしちじゅうねん
故郷七十年
柳田 国男
柳田 国男의 故郷七十年(こきょうしちじゅうねん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 257,350자 · 507화면
谷中墓地の碑文
どこかに古代作文の能力のある人はいないかと探したが、千葉の田舎などにはそんな人がいるはずはない。土地では神主さん自身の家の葬式を仏教でするような時代であった。そこで私は自分で作ろうと思いたち、まとめてみた。大変な事業だったが、父はさぞ私の心持を喜んでくれただろうと信じている。今はもう残っていないが、いろいろの祭のために三つほど書いたことを覚えている。
これは今でも神主の悩んでいる問題だが、多くの神主は相手のわからないことをいいことにして、例の「高天原に……」という重宝な文句で片づけてしまっているのである。
谷中墓地の碑文
このごろ注意してみると、それぞれの場合に相当するノリトについての本が大分出来てきた。最近にも静岡の稲村さんという国学院のいちばん古い卒業生で九十歳近い神主さんが出した本が二、三冊ある。『祝詞文範』というのもたしかその一冊であったと思う。
神道というものを今のままの方式で進めて行こうとすると、日本語とこちらの感覚とが大変複雑になっているから、その本の中にあるような言葉で果してあらわせるかどうか、それがすでに疑問である。かりにあんな言葉でなくては感じが出ないとすると、よほど上手に導いてゆかないと、これからの人は神道をやっているために偽善になってしまう。