후리가나로 읽는 일본 고전
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こきょうしちじゅうねん
故郷七十年
柳田 国男
柳田 国男의 故郷七十年(こきょうしちじゅうねん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 257,350자 · 507화면
鳥柴の木
さらに沖縄の古歌謡「おもろ」の中に現われる首飾りのツシヤをいろいろと調べてみるに、これは日本の子安貝(海※)ではないかと考えるようになった。ではこの貝がなぜ、近世に入ってから久しい間、首にかけられることなしに過ぎて来たのであろうか。宣徳九年(西暦一四三四年)朝廷に輸送された琉球の貢物目録に「海巴五百五十万個」という膨大な数字が見えるが、南方交易にこの貝を使ったことがあって、南方における通商の花やかさが、その首飾禁止令によって支えられた時期があったのではないか。さらに禁令は厳しく、それが習慣化すると、政治と信仰の機能の結びつきの強いこの島々では、一種のタブーとなったことも容易に考えられる。
鳥柴の木
子供のころ、私は毎朝、厨の方から伝わって来るパチパチという木の燃える音と、それに伴って漂って来る懐しい匂いとによって目を覚ますことになっていた。
母が朝飯のかまどの下に、炭俵の口にあたっていた小枝の束を少しずつ折っては燃し付けているのが、私の枕もとに伝わってくるのであった。
今でも炭俵の口に、細い光沢のある小枝を曲げて輪にして当てている場合が多いようであるが、そのころ私の家などでは、わざわざ山の柴木を採ることはしないで、それをとっておいて、毎朝用いていたのである。