일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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こきょうしちじゅうねん

故郷七十年

柳田 国男

柳田 国男의 故郷七十年(こきょうしちじゅうねん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 257,350자 · 507화면

아오조라 문고

穀霊信仰など

主として北海沿岸を調べたのであるが、この地帯の小麦の種取りには、穀霊相続の信仰という、非常に注意すべきものがあることを指摘したのである。すなわちコーン・ゴッド(穀霊)というものがあり、コーン・マザア(穀母)という神様がコーン・チャイルド(穀童)を産み、それが翌年の種となってゆくと信じている。

穀母が穀童を産み育ててゆく、そのために産屋の祭があり、二代目の穀物はその産屋でスピリット(魂)を穀母から受けるというのである。宗教学者の宇野圓空君がマライを歩いて長い間かかって、『マライシアにおける稲米儀礼』という大きな本を出したが、その報告の中にもこれと同じような信仰がある。マンハルトの発見した時分には、世間はこれを相手にしないし、ことに宗教学者などは、そんなことをいってはいけないというようなことさえ言っていた。そのため彼は不遇なままに死んで行ったが、その後、私らの読んだフレーザア教授(『ゴールデン・バウ』の著者)の本に、今から五十年も前にマンハルトという気の毒な学者が、こういうことをいい残して死んだと書いて大変褒めていることが判った。それによってはじめて小麦のこのような信仰を知り、またマライシアでも稲について全く同じ習慣の残っていることが、新たに宇野教授の報告で解ったのである。