후리가나로 읽는 일본 고전
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こきょうしちじゅうねん
故郷七十年
柳田 国男
柳田 国男의 故郷七十年(こきょうしちじゅうねん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 257,350자 · 507화면
尾崎紅葉に会う
そして三番目が正岡忠三郎といって、従兄子規の後を継いでいる。いま大阪の毎日放送にいるのはこの人である。
樫村家は娘たちはみなきれいでしっかりしていた。男の子は三人で、随分大切に育てられていたようである。数年前、正岡忠三郎君が来たので聞いてみると、祖母さんの樫村刀自は戦争中亡くなられたということであった。
どういうわけだか、樫村の一族は非常に繁昌したものであった。石井夫妻は四人の子供のうち、二人を亡くし、ことに最後は今度の戦争で明治神宮表参道で一緒に戦災死したのだから、じつに悲惨であったというの他はない。
加藤恒忠は司法省法学校の出身だったが、日本新聞の系統で、三十五、六のころ、郷里の愛媛県から一文も使わずに代議士に選ばれた。帰りがけに見送りに来た村長や何かの中心人物を呼んで、「何何君、僕はとくに松山のために働くことはないからね」といって帰京したときいている。
今でもこんな代議士が一人や二人あってもいいはずだと思う。一生金も作らず、りっぱな文化人であった。
尾崎紅葉に会う
日光の神橋を渡って直ぐ左へ入った所に、照尊院という寺があった。高台の上にあって大谷川の音がきこえてくるといういい所である。