후리가나로 읽는 일본 고전
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こきょうしちじゅうねん
故郷七十年
柳田 国男
柳田 国男의 故郷七十年(こきょうしちじゅうねん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 257,350자 · 507화면
ヨナタマ(海霊)
けれども、少なくとも、沖縄で「物いう魚」として伝わっているヨナタマという魚の名のヨナは、ウナ・イナの関連から海のことではないかと思う一つの資料を提供してくれる。この話はちょっと面白いのであとにのべるが、ヨナタマは海霊のことなのである。
とにかく私がイナサに近い発音の言葉を見ると、いつでもパアッと利根川の白帆を思い出したり、それからまた似たものがどこかにないかと探したりする習慣は、明治二十年九月、布川に移り住んだあの時に身につけたものであり、それがずっと今日までつづいているのである。
ヨナタマ(海霊)
ヨナタマの話というのは、魚が人語をしたという話の一つで、沖縄だけでなく、こちらでも形を変えてあちこちに伝説として伝わっている。沖縄では昔からシガリナミ(海嘯)の記憶が強いためか、この話が大海嘯に結びついて残っている。本島にも宮古の離島来間にも残っているが、その中で有名なのは『宮古島旧史』に記録されている話である。
昔伊良部島の下地という村の者がヨナタマという魚を釣った。人のような顔をもった魚で、よくものをいうと伝えられていた。漁師はあまり珍しいので、明日まで保存して人々に見せて楽しもうと思い、炭火をおこしてこれを炙って乾かしていた。