후리가나로 읽는 일본 고전
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こきょうしちじゅうねん
故郷七十年
柳田 国男
柳田 国男의 故郷七十年(こきょうしちじゅうねん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 257,350자 · 507화면
ネフスキーの晩年
非常にはかのゆかない仕事であるが、その功績は無視するわけにはゆかない。日本語と沖縄語とが共通であるという結論は両者同じでも、それを導き出す方法には帰納の方が演繹よりも適当なわけである。しかもそのノートは葉書大の白い紙に、暇さえあれば書き留めていたものだが、それが、今も東京に残っているのである。
ネフスキーの晩年
ネフスキーがロシアに帰ったのは何年のことであったか、どうもはっきりしない。夫婦でロシアに帰って、しばらくはよかったらしいが、手紙は来ないし、こちらから出しても何の反響もなかった。後で判ったことだが、ロシアとの交通が開けてから大阪外語の教授が一人先方へ行き、ネフスキーに会ったのである。
その話は非常に印象的であった。その人が行った時、もう北海道から伴れて行った細君は牢屋で死んでしまっていた。そしてネフスキー自身も監禁されていたので、面会を許されて行って見ると、顔の色からすでに変っていて、日本の悪口をいろいろいったそうである。
日本には恨みがあるとか、不満があったとかいうので、それだけで背後にだれか立ち聞きしているものがあることが自然に分るほどだったので、強いて争わず、ただそんなはずはないと思いながら、別れて帰って来たのが最後であったそうである。