후리가나로 읽는 일본 고전
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こきょうしちじゅうねん
故郷七十年
柳田 国男
柳田 国男의 故郷七十年(こきょうしちじゅうねん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 257,350자 · 507화면
日蘭通交調査会
これは或は母の方の系統から来ているのかもしれない。
日蘭通交調査会
但馬生野の鉱山近くに葬られている祖父の陶庵居士や、利かん気だった松之助という変り者の先祖を思う時、私はいつも、五十九歳の短い一生の間を、まことに充実して濃厚に生きた弟静雄をしのぶのである。松岡の家に伝わる一種の型が、私達兄弟の中で静雄に一番濃く伝わっているのでないかと思う。
静雄は沢山仕事をしたが、どこかに世間知らずのところがあった。書物もたくさん出したし、語学の素養もあったので日本語について非常に独創的な新発見もしたが、誰も研究の友達がいないため、間違った意見が入っていても、注意を与えて統一をはかってくれる人がなかった。外国のものになると、なおさら理解の範囲が狭く、その以外にフランスとかオーストリアとかに、どんな研究があるかまで眼が行きとどいていなかった。つまり平素から学問の比較研究が足りなかった。まだ兵学校にいたころ、父が「あれはあまり早過ぎるからいけない」といったことがある。
何の仕事でもやりすぎたきらいはあったが、一面また夫婦して若い人達を大変可愛がるものだから、話を聞きに来た人は一人も喧嘩して出て行ったりはしなかった。