후리가나로 읽는 일본 고전
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こきょうしちじゅうねん
故郷七十年
柳田 国男
柳田 国男의 故郷七十年(こきょうしちじゅうねん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 257,350자 · 507화면
賀古鶴所
森さんはこちらの方に降りて来て、いろいろと相談に乗ってくれる人だったから、本当にありがたかったと思っている。たとえば本一冊読むのにも、こちらの立場まで戻って来て探してくれたりした。私はドイツ語はあまりやらないが、パウル・ハイゼなど、森さんの翻訳が二つ三つあるので、「私はどうもハイゼが面白いように思います」といったら「ハイゼならあるよ、君もって行きたまえ」といって『ノイエン・シャッツ』というドイツの短編集を出して下さったことがあった。それを見ると、ハイゼの短編がいくつも出ているのである。ハイゼはハルトマンなどの現れる一つ前で、向うでも相当な地位にいた。ドラマもあるらしいが、この方は私はあまり知らない。
この間も小堀杏奴さんに会ったおり、「私はあなたの生れるより何十年も前に、千駄木のお宅に伺ってお菓子をたべた人間ですよ」と話したことであった。
賀古鶴所
次兄や森鴎外さんの仲間の賀古鶴所さんはじつに面白い人で、私を大変可愛がって、暇さえあると呼んでくれた。寄宿舎時代の鴎外さんのことなど話してもらったこともある。
壮士みたいなのが大変いる中に、年も若く身体の小さい森さんが交っていた。