일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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こきょうしちじゅうねん

故郷七十年

柳田 国男

柳田 国男의 故郷七十年(こきょうしちじゅうねん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 257,350자 · 507화면

아오조라 문고

そしてイギリス大使館付の武官でアイルランド出のソマビルという少佐に見せたところ、その一冊をさして、この本の著者は自分の姉だといったのには驚いた。ミス・ソマビルといって、そのころちょっと有名な女流小説家であった。

しばらくすると、その少佐が姉の写真をお目にかけるといって、自分の邸宅の写真もいっしょに見せてくれた。狐狩をするために飼っている犬だけでも二十匹もいるような大きな家で、その狩のグループと撮った写真の真中に姉さんがいた。まったく偶然のことであったが、その後ソマビルとは親しくつき合ってきた。

そのころソマビルといっしょに日本に来ていたカールスロップという武官とも、よく行き来していた。後に本国から母親と妹を迎えて、麹町の平河町に住んで良い生活をしていた。本当に素朴ないい人間であった。この人はその後、第一次大戦の折、もう少佐になっていたが、北の方のいちばん難しい戦線の要塞地帯の指揮をしていた。味方の危険をしらせるため自動車にのって連絡しようとした時、敵方からねらわれ、車もろとも爆撃されてしまった。後に何一つ残らなかったとか、まったくいたましい最期を遂げたものであった。