후리가나로 읽는 일본 고전
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こきょうしちじゅうねん
故郷七十年
柳田 国男
柳田 国男의 故郷七十年(こきょうしちじゅうねん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 257,350자 · 507화면
九州の旅・北国の旅
このことをイギリスから知らせてよこした時には、本当にびっくりして暗然とした。かわいそうなことをしたものである。
九州の旅・北国の旅
明治四十一年には、九州と四国とに行った。五月下旬から約三カ月に及ぶ長旅で、内地における私のいちばん長い旅であった。
福岡から久留米に行き、矢部川を溯って肥後に入った。阿蘇から熊本、天草、鹿児島から宮崎に行き、近ごろ評判の椎葉山まで足をのばした。東京の人間で椎葉村へ入ったのは、私が最初のようにいわれたが、ともかくいたる所で大変な歓迎をうけた。その時の土産が、後に珍本になった『後狩詞記』である。今日ではこれが日本の民俗学の出発点のようにいわれているが、この本はその時の旅費がわずかばかりあまったので自費出版したものであった。たしか五十部ぐらいしか刷らなかったと思う。
さて次の明治四十二年に私は木曾へ行った。木曾の汽車が初めて出来た時であったが、塩尻までしか行かず、そこから建設列車で鳥居峠のこちらまで行った。そこから歩いて峠を越え藪原に出、ここから人力車に乗って福島に出た。それから馬車で上松に出、そこから山に入った。王滝川を溯って、濁川の温泉に一泊し、三浦に出て、ここで非常にいい案内者を見つけ、それをつれて三国峠を越え、飛騨の竹原村の御廐野という部落に入った。