후리가나로 읽는 일본 고전
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こきょうしちじゅうねん
故郷七十年
柳田 国男
柳田 国男의 故郷七十年(こきょうしちじゅうねん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 257,350자 · 507화면
隣同士の親父が、家にいるのとはまったくちがった、改まった言葉づかいをしているのにはびっくりした。と同時に、あんなに情なく感じたこともなかった。最近では、東京の政治家の言葉はずっと易しくなったとはいえ、いまだに田舎へ行くと一段と難しい言葉を使っている。そして煙にまく。こんな失礼な話はないのである。普通の言葉でものをいうようにしなければ、きく者はいつも頭の中で一度翻訳してから理解しなければならない。こんな無茶な話はない。ただ演説をきいただけでは、社会党のだか自民党のだか聞きわけることもできないほどむつかしい言葉を使っている。この点をどうかしなければ、これから先もやっぱり制限選挙と同じことになってしまう。
いちばん簡単な方法は、小学校教育のころから、「分りません」ということをいえる人間をほめてやるような教育をすることだと私は思っている。先生が何をいっても生徒の方は黙って聞いていて、そのまま憶えなければいけないと思って、左右を見回してじっとしている。こんなけちな気持をなくしてしまわなければならない。ことに傍聴人や参観人のあるときには、生徒が「分りません」