일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

ja-reading.com

후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

こきょうしちじゅうねん

故郷七十年

柳田 国男

柳田 国男의 故郷七十年(こきょうしちじゅうねん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 257,350자 · 507화면

아오조라 문고

自分の遠慮もない身の上話に引かれて、ふいと音信をして見ようという気になった古い縁者、または親類どうしが交際して、偶然に名を覚えていたというような家々の人から、面白いほど色々の手紙が来た。久しい以前から知りたいと思っていたことが、次々と判って来るのも新聞のお蔭だが、ただ一つだけ困ったことは、あの児は物覚えがよいなどとほめられたのに安心して、何度か思い出し、または人にも語っていた昔の話の中に、幾つかの誤りがありそうだということが、それも今ごろになってやっと心づかれ、ひどく自分の史力とも名づくべきものに、不信の念を抱くようになったことである。

幸いにしてこれは本文の中に、まだ説き立てていないのだから訂正の必要もないが、あまりにも懐しい昔である故に、かつは読者への警戒の意味を兼ねて、児童の印象の至って気まぐれなものである例を残して置きたい。芦屋の福渡竜氏は私と同じ村、しかも家が近く親類の続きでもあるのだが、僅か二十年足らずの生れ年のちがいの為に、今まではまるで知らずにいた。今度はやはり新聞の記事が縁で、七月下旬には出て来られて、ゆっくりと会った。

古い思い出が次々と胸に浮ぶ中でも、中心はやはり明治十七年の夏から秋、私の実家が家屋敷を売払って北条へ引移る前に、ほんの数カ月の間、この福渡氏の東側の一棟を借りて、寄寓