후리가나로 읽는 일본 고전
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こきょうしちじゅうねん
故郷七十年
柳田 国男
柳田 国男의 故郷七十年(こきょうしちじゅうねん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 257,350자 · 507화면
とうわさするのであった。
掠奪結婚、われわれは嫁盗みといっているが、九州の長崎や博多の報告もあって、これは私どもの仲間の手によってだいぶ資料が集まっている。私はこれには三つぐらいの段階があると思っている。一つは本当に親の知らぬ間に男の友人らが加勢して、娘をつれて行ってしまうもの。一つは親が事情があって、くれてやると正式にいえない時に、盗まれたものなら仕方がないという形をとる場合、これは大阪には昔から例があった。徳川秀忠の娘千姫を、大阪城から救った者に与えると約束しながら、後になって千姫が救ってくれた坂崎出羽守の所に嫁がぬというので、盗まれたことにして本多忠刻に嫁がせたという話がある。そのため坂崎家は断絶してしまったほどである。このころからすでに、「ボオタ」という言葉を使っていたらしい。もう一つは折口君の報告のボオタのように、支度のできないという経済的理由のある時である。第一のものだけなら野蛮人でも持っているが、だんだんに発達して、ボオタのように貧しいのを隠すためとか、形式を略するためにするということまで変ってきたのは、婚姻史を書く上にまことに大切なことである。