일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

ja-reading.com

후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

こきょうしちじゅうねん

故郷七十年

柳田 国男

柳田 国男의 故郷七十年(こきょうしちじゅうねん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 257,350자 · 507화면

아오조라 문고

菊池、芥川の両君とか、ことに久米君などは、同じような所を歩いていながら、今までの田山のやり方を野暮だとか何とかいったり、田舎臭いと罵ったりして、やって来たわけであった。私は前に坐っていた久米君の顔を見ながら、そんな冗談をいったことを今も憶えている。

そんなのが田山の一生であった。私は非常にふるい友達でいながら、何とも評価しようとしなかったばかりでなく、世間で田山の小説をほめたりすると、むしろ首をかしげたりしていたが、関係は大変深いのである。

田山に『東京の三十年』を書くようにすすめたのも私であった。ドーデの『パリの三十年』というのから刺戟をうけて、田山に、「君、東京生活が三十年になったら、こんな本を書くんだねえ」といったことを憶えている。たしか田山の本の序文に、そのことが書いてあったように思う。

日本の文壇でツルゲニェーフを非常に崇拝して推奨したのは、われわれの一派であった。ドーデがいつしかツルゲニェーフに代って行った。田山なども、フランスで出たツルゲニェーフの仏訳本と同じ体裁で、イギリスで出た英訳本を買って読んでいた。まだモオパッサンは出て来ないころである。