일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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こきょうしちじゅうねん

故郷七十年

柳田 国男

柳田 国男의 故郷七十年(こきょうしちじゅうねん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 257,350자 · 507화면

아오조라 문고

坊っちゃんクラスの出現

私はそのころ文章などを書いたりしていたので、中央ではすでに名前を知られはじめていた。例えば「伊勢の海」(改題「遊海島記」)という文章を書いて、国木田独歩の病気見舞にみなで贈った『二十八人集』という本の中へのせたりしていたので、郷里の人たちの中にもそれを薄々知っている者があって、多少遠慮勝ちになっていたのかもしれない。

それからずっと経って、明治四十二年に北陸を歩いてから谷中を入って播州へ行ったことがある。大学生時代からこのころまでの十年足らずの間にも、播州へ行かない気遣いはないはずなのだが、果して何度行っているか、今は、はっきりと判らないのである。

坊っちゃんクラスの出現

高等学校の寄宿舎でもまれもまれしてから、大学に入ったのが、明治三十年のことであった。

大学へ入って、全国から集まって来た連中の中に混じり、これは鹿児島県人とか、これは佐賀県人だとかいってつき合ったのが、非常に為になった。私の学校生活は非常に変則で、短かったが、それでもいい面も多かったと見え、友達もたくさん出来た。ことに鹿児島出身の人の中には、未だにつき合う仲間がいる。こんなことから、田舎を方々歩いてみようという気持がいっそう強く出たのではないかと思う。