후리가나로 읽는 일본 고전
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こきょうしちじゅうねん
故郷七十年
柳田 国男
柳田 国男의 故郷七十年(こきょうしちじゅうねん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 257,350자 · 507화면
『文学界』への寄稿
大里君の話によれば、その先生はフランスで西洋音楽を学んだ人で、耳が非常によかった。日本へ帰ってどこか宣教師の学校か何かで音楽を教えているうちに、日本の雅楽に傾倒しはじめ、それを復活する気になったらしい。宮内省の人たちには少しも相談しないでやっていたとか。
大里君の他に桃沢という美術学校の学生が、やはり選ばれて雅楽をやっていた。四人のこともあったが、たいていこの二人でよく舞っていた。この桃沢君は、景樹の弟子で、信州上田の近くの人桃沢夢宅の孫か何かにあたる人であった。
『文学界』への寄稿
私は柔道だけは珍しく早くからやっていた。次兄は嘉納治五郎さんよりもう一つ前の時代の、やはり井上という名の先生についていたので、それについて私も通うようになった。天真神揚流といって嘉納さんもその先生についたという評判であった。道場は大学から池の端へ出る途中、天神下の吹抜の横丁という所にあった。大学生がたくさんいたが、私としては東京に来てからいちばん新しい経験であった。晩飯を少し早目に食べて出てゆくのだが、広小路を横切って行く時、夜店があったりして、もちろんいまより汚かったはずなのに、美しく思いながら往復した。