후리가나로 읽는 일본 고전
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こきょうしちじゅうねん
故郷七十年
柳田 国男
柳田 国男의 故郷七十年(こきょうしちじゅうねん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 257,350자 · 507화면
その後、博文館の中にもいろいろ厄介なことがたくさんあったりして、岡村は責任を逃れることばかり考えていたが、若いものだから、すぐ口に出してしまうのであった。
「炉辺叢書」の時も岡村がやってくれたが、本によって売れ方が疎らになったのには困った。一つ悲劇があったのは、支那で本屋をして貧乏しているのが来て、「私は支那へ持って行って売るんだから、特別割引値段で売ってくれませんか」というのを、岡村が騙されていう通りにしてやった。すると、その本を支那にもって行かず、本郷あたりでまとめて売払ったらしく、非常に安い値で店頭に出た。とたんに、ぱたっと発行所からは売れなくなってしまった、というようなこともあった。
「甲寅叢書」の時は非常にペダンティック(衒学的)で、名士の道楽仕事みたいなところがあったが、「炉辺叢書」の方は、埋もれた執筆者を見つけて育てた功績は大きなものであったと思う。今まで本を書くなんていうことは夢にも思わなかった人達が、それでは自分も書いてみようかという気持になり、各地に謙遜な態度で自分の知っていることだけ書いてみようという考えを持つ人を作ったことは、この叢書のおかげであった。