후리가나로 읽는 일본 고전
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こきょうしちじゅうねん
故郷七十年
柳田 国男
柳田 国男의 故郷七十年(こきょうしちじゅうねん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 257,350자 · 507화면
千代田が囮になって湾内にじっとしているので、ロシアの軍艦ワリヤークという六千何百トンのと、ずっと小さいコレーツという二隻が油断している間に、沖から他の日本軍艦がしのんで来て、夜明けに二隻を沈めてしまった。そのため国内の人心もふるい起ったので、静雄も大変な功労者となり、金鵄勲章をもらった。海戦前夜、いつ死ぬかも知れないからといって、非常に長い手紙を書いてよこしたが、それが戦争が終ってから私のところにとどくということもあった。この戦で、静雄が親しくしていた岩瀬という機関大尉が、他の人はみな戦死したのに、一人だけ捕虜になり、旅順に捕えられてしまった。後からきけば何度か自殺しようとして、その都度抑えられたとか。香という姉さんが嫁にもゆかずに、一生を犠牲にして育てた弟であったとか。この姉さんはかなり年をとるまで生きていたので、私もたびたび訪ねてやったことがある。
静雄は私より早く社会に出たので、月給の一部を私に呉れたこともある。私は「兄さんに小遣をくれたのはお前ばかりだ。名誉なことだ」などと冗談をいったりしたものである。
京都で一人で勉強をし、ぎりぎりの若い齢で兵学校に入ったので、同級生は二つ三つ年上の者が多かった。