후리가나로 읽는 일본 고전
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こきょうしちじゅうねん
故郷七十年
柳田 国男
柳田 国男의 故郷七十年(こきょうしちじゅうねん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 257,350자 · 507화면
父親の代に伊勢か大和からか東京に出て、竹材屋を開業していた。それで竹清と自ら号したらしい。私はこの人が竹屋さんの息子として、継母にいじめられて困っている時分からよく知っていた。『佳記春天(書き捨て)』という著書もあった。この人の筆記類というものは、字が達者で速くて、非常に上手なのがたくさんあった。
こういう人たちとは、私が山中共古さんの所に行きはじめて、懇意になったのであった。『文学界』の人たちとつき合った時代よりもう一時代過ぎて、すでに柳田になってからである。外神田の筋違橋を渡った所で、毎月集古会という会があり、『集古』という雑誌を出していた。和綴の本で、一年のはじめに十二カ月の題を出して、その月毎に題に関係あるものをもってくるのである。思いがけない突飛なものさえ出せば、当って賞められるというような、少し道楽の気味があったので、私はそうひんぴんとは行かなかった。しかし前記の芋繁とか、清水晴風という、怖い顔をしていながら、玩具の本を集めて、自分でも著書のある人とか、大変物を識っている人がたくさん集まった。あるいは墓ばかり調べている人もあり、まあ好事家の集まりであった。