후리가나로 읽는 일본 고전
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こきょうしちじゅうねん
故郷七十年
柳田 国男
柳田 国男의 故郷七十年(こきょうしちじゅうねん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 257,350자 · 507화면
子供心に、こうした悲惨事が度々起るのではたまらないと思ったのが、学校を出るまで「三倉」(義倉・社倉・常平倉)の研究をやった動機である。その研究ノートが論文にならない前の形で、このほど発見された。そうした子供心の印象から、私は『救荒要覧』などを読まずにはおれなかった。確かまだ十三歳のそのころ、それを読んだのを記憶している。
やがて私の長兄の家は、茨城県布川町から利根川を隔てた千葉県の布佐(現我孫子市)へと移った。兄は布川に永住する気は最初からなく、ある程度の産を成した上で帰郷する心積りであった。ところが借りていた家はその身内の人が移住してくるというので、とりあえず布佐へ移ったのが、そのまま兄の墳墓の地となり、同地に家族が永住することになってしまった。
そのころ布佐の町は街道の、利根川を挾む中継所でもあり、相当繁華な所であった。早朝、土堤の上から眺めると、掛り舟が朝餉の煙をあげており、美しい河川風景であったように記憶するが、その後川床が高くなるにつれて、地形も往時の面影のないまでに変容した。そこに住みついてすら有為転変を如実に感じさせる所である。この町は昔、芭蕉が『鹿島紀行』