후리가나로 읽는 일본 고전
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こきょうしちじゅうねん
故郷七十年
柳田 国男
柳田 国男의 故郷七十年(こきょうしちじゅうねん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 257,350자 · 507화면
その後私も伊豆七島の研究を手がける因縁があったが、羽倉氏の著書を全部集めるためにいろいろ苦心した。ある時東京下谷の古書店でそれを捜していると、居合せた内田良平という有名な人が、「その志はいい」といって、氏の蔵書の中から頒けてくれた。それはいまもなお私の記念すべき蔵書の一つとなっている。
辻川という地名を久しく疑問に思っていたのであるが、辻川を東西に貫いて前之庄を通り佐用の方へと延びる古い街道に、十字形に交叉して、古く開けた港の飾磨津から北上して生野の方へ達する道のあることが、その由来であると気づくようになった。姫路から生野への道も、福崎までは川の西岸を通って来られるのであるが、福崎も山崎のあたりからは川沿いの道が作れず、やむをえず途中から東岸に道を移して辻川を通ったわけである。南北の道は現在のようになるまでは堰溝沿いの路や、私の旧屋の横をも通った時代もあったわけで、東西の道も別の旧道があったらしく、幾度かの変遷があったのであろう。堰溝に沿ったあの細い路も、馬が重要な交通機関であったころは、あれで十分だったのである。地蔵堂のある場所も、従って当時は重要な地点であったわけで、山の方へ上り、あるいは川の方へと下るための場所であった。