후리가나로 읽는 일본 고전
ja-reading.com
후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.
こきょうしちじゅうねん
故郷七十年
柳田 国男
柳田 国男의 故郷七十年(こきょうしちじゅうねん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 257,350자 · 507화면
今からかぞえると志賀君はまだ二十三、四のころのことであったろうと思われる。
私は英語の会話の稽古をするのに、少しでも面白い本がいいと思って、このピネロを次々に買っていた。ところがそれから十年近くもたって、たしか貴族院に行ってからであったろう。ある日のこと、今度の大戦中に京都と奈良を爆撃から救ってくれた、例の米国の日本美術学者、ラングトン・ウォーナーがやって来た。最初は人に連れられてだったが、後にはたびたび私の官舎に来るようになって、来れば私の部屋に入っていろんなものを見て帰るのである。ある時、私がピネロを本棚の端から端まで並べているのを見て、こんなことをいった。「柳田さん、あなたがこの本を並べている主旨は、私にはよく判るのですけど、だめですよ、これじゃ覚えられませんよ」といった。つまり英語の稽古にはこんな本は適しないと注意したつもりであったらしいが、まったくそのとおりであった。
そのころのウォーナーはただ面白いいたずらっ児のような人に見えていたが、それが何十年もたってから、日本文化の恩人になろうとは、誰が想像したであろうか。
ラングトン・ウォーナー博士についてはこんな思い出もある。