Japanische Klassiker mit Furigana
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こきょうしちじゅうねん
故郷七十年
柳田 国男
Lesen Sie 故郷七十年 (こきょうしちじゅうねん) von 柳田 国男 (やなぎたくにお) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 257.350 Zeichen · 507 Bildschirme
ピネロの全集
『東京の三十年』は、小僧に行った時のことから書いたので、少し糟も混じっている。田山の兄弟は父親のない家庭としては実際よく勉強した兄弟であった。姉さんが一人あったが、早く亡くなってしまった。大変利巧な人だったそうだが、私はとうとう会わずにしまった。兄さんも穏健ないい人であった。
ただ何となく全体に世の中から忘れられて行くというのは、かわいそうなものである。
ここの所をこうしたのが、あれのいちばんの仕事であったというように、仔細に書いてくれる文学史があるといいのだが、日本にはそういう概観を扱った文学史がない。ただ無闇に賞めたり悪くいったりするかと思うと、機械的に年代別をして論じたりする。そしてグループを一纏めにして批評する癖があるが、同じグループといっても、個々の人物でまるで立場も作風も違っている点を無視してしまいがちなのは困ったものである。
ピネロの全集
若いころからの私の、一つの特徴といえば、本をよく買ったということであろう。ちょっとした所へ行っても、必ず何か本を買って来た。丸善などもよく行ったもので、明治三十九年の日記にもそのことが書かれている。