Japanische Klassiker mit Furigana
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こきょうしちじゅうねん
故郷七十年
柳田 国男
Lesen Sie 故郷七十年 (こきょうしちじゅうねん) von 柳田 国男 (やなぎたくにお) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 257.350 Zeichen · 507 Bildschirme
河童考
それでもやはりお河童という。頭の真中に丸い水だまりがなければ、河童というのはおかしい。昔の方が剃るのは痛かったが、出来上りを見ると、ずっと可愛らしく見えた。
しかし、どうして頭の皿を剃らなければならなかったかということになると、どうも理由が分らない。老人たちはのぼせないためなどと説明しているが。それから日本髪に結っていた女の人も、カモジが頭の真中にあたるのでそこに大きな禿が出来る。見せないように工夫していたらしいが、この女性のカモジ禿げと小児のお河童頭と、何か関係があったのではなかろうか。
河童考
この間漫画家の清水崑君に会ったとき、「清水君、君はよくないね。白い女河童なんか描いて、河童をとうとうエロチックなものにしてしまって……。河童には性別はないはずだよ」というと「いや議論をすると長くなりますから……」と逃げ口上で話を避けてしまった。
河童という言葉はもともと仮名でカワランベ、即ち川の子供ということなのだから、男女があってはおかしいのではないかと思う。しかし九州などには河童が婿入りをしたという話もあるが、大体において性の問題はないように思う。
私の河童研究は非常に古く、明治四十一年九州へ行ったころから、二、三年位が絶頂であった。