Japanische Klassiker mit Furigana
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こきょうしちじゅうねん
故郷七十年
柳田 国男
Lesen Sie 故郷七十年 (こきょうしちじゅうねん) von 柳田 国男 (やなぎたくにお) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 257.350 Zeichen · 507 Bildschirme
つまり日本の稲の祭、いわゆる新嘗の祭の系統がそれと関連のあることが分るようになった。
ニイという言葉に新の字をあててあるから、アタラシイと読むし、嘗の字をナメと読むから新しく舐めるという意味に誤解したりするが、嘗はシナでは試みるという意味で使っている。ニイの方もニュとかミュとかいう名になっていることがある。『日本書紀』にミュの父という言葉があり、宮様がお生れになると大抵母方の親戚などでお育て申す約束の人間が出る。壬生部とか乳部とか書いてあるのがそれである。新嘗のニイもニュで、稲を田圃に置いたまま穀物を管理するのである。これを所によってはワラニオとかスズキとかよんでいる。その稲積みを八重山群島ではマジンともいうが、シラという言葉もある。その上、沖縄ではこのシラはまた人間の産屋のことでもあった。
シラ、シイラの語源はまだ判らないが、私は沖縄語のシイダから転じたもので、育つ、成長するという意味だと思っている。D・R二つの子音の通融で、ダ行がかつてはラ行に近かった時代の名残りではないか。産の穢れを白不浄という地域はひろいが、白は後々のあて字である。
赤米のこと