Classici giapponesi con furigana
ja-reading.com
Leggi i classici giapponesi online con furigana. Filtra per livello JLPT, tocca una parola per il significato e traduci una frase.
めいじせそうひゃくわ
明治世相百話
山本 笑月
Leggi 明治世相百話 (めいじせそうひゃくわ) di 山本 笑月 (やまもとしょうげつ) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 128.862 caratteri · 251 schermate
大江戸豪華の名残り
、私も随分やったものだ。
大江戸豪華の名残り
鍾馗の山車が現わした奇異
大江戸の豪華を誇った祭礼の山車も、明治の中期を最後として全く見られなくなった。麹町山王、深川八幡、神田明神、いわゆる江戸の三祭りにはことに名代の鉾山車もそろって、景気のいいことおびただしい。
山車に囃子の音、花笠の警固や芸者の手古舞、何十本もそろって練り込む有様は全く壮観。まず六月の山王祭、評判のさる鶏の山車は、一番が大伝馬町のかんこ鶏、二番が南伝馬町の猿、これは冠装束の人物が猿の面をつけ、金の幣束を肩にした人形、由緒のある名作。そのほか本町の弁財天、駿河町の春日竜神、通四丁目の神功皇后など、皆「法橋何某」と銘打った結構な山車が数十本。
八月の深川祭は山車も一番少なかったが、霊岸島の茶の山車がふるっていた。茶柄杓のぶっ違いの中央に、一丈ばかりの銀色の大茶筌、紅白の吹流しで風流なところが妙。つぎに九月の神田祭、これは山王に劣らぬ大祭で、山車や踊屋台がたくさん出た。名物は九番連雀町の熊坂の山車、松の大木に物見の長範、目玉がグルグル動くので女子供は恐ろしがる。多町の鍾馗は山車中の王、一丈余の大人形で、錦の幕を垂れ、中央の大太鼓を唐子風の男二人が左右から打つ。