Classici giapponesi con furigana
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めいじせそうひゃくわ
明治世相百話
山本 笑月
Leggi 明治世相百話 (めいじせそうひゃくわ) di 山本 笑月 (やまもとしょうげつ) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 128.862 caratteri · 251 schermate
写真屋の引っ張り
、遮二無二ひっぱたいて荒っぽく走るのは壮快無比、但しカーブが急でざらに落馬、時々大怪我もあって見物ハラハラ。
十七年に共同競馬会社が起って、上野不忍池畔に春秋二季の催し、江戸名所不忍池の風致も馬場の木柵に囲まれ、大分問題になったが、同十一月に挙行、今の勧業協会の位置に、御殿造りの宏壮な馬見所、階上は貴賓室、発会式には行幸もあって未曾有の賑わい、初めて本格の競馬にお目にかかったが、何回目かの競馬に発起者の一人、東京馬車鉄の社長谷元道之氏も自ら出場、運わるく途中で落馬、左足に負傷したなどの珍事もあった。
収支償わずとあって二十三、四年頃、上野は中止、以来競馬の沙汰もなかったが、三十九年の秋、馬匹改良会の後援で加納子爵が会長となり池上の大競馬場落成、初めて馬券の売出しが呼び物、賭博気分で恐ろしい人出、大森の駅を出ると無数の群衆と数百台の人力車で身動きもならぬ混雑、私も五、六人の車夫に車へ担ぎ上げられて池上まで否応なし、競馬場では馬券の外にガラの売場、十二、三の窓口に血眼の連中が押し寄せて勝敗ごとに凄い場面、これが第二期の競馬狂時代。
写真屋の引っ張り
奥山見物の田舎者相手