Classici giapponesi con furigana
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めいじせそうひゃくわ
明治世相百話
山本 笑月
Leggi 明治世相百話 (めいじせそうひゃくわ) di 山本 笑月 (やまもとしょうげつ) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
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最後に聴いた円朝会
最後に聴いた円朝会
空前絶後といわれた話術の名人三遊亭円朝の高座は、話中の人物がことごとくその舌端に活躍して、一々その人を見るが如く息をつけぬ面白さ、私どもは団菊の芝居以上に、彼の人情ばなしに魅せられた。団菊がいかに名人でも、一人では芝居は出来ない。円朝はいかなる端役でも自分で演ずる、全部がその至芸の現われである。扇子一本の素ばなしとは思われない妙味がそこにある。
由緒ある武士の果てから好んで落語家になった橘家円太郎の長男、七歳の時小円太と名乗って江戸橋の寄席を初高座、小児の落語家で評判を取った天才肌である。十七歳で円朝と改名し、二十一で早くも真打、以来明治の中期まで五十年の高座生活、その間おなじみの「牡丹灯籠」を始め、「粟田口」「累ヶ淵」「榛名の梅ヶ香」「池ヶ鏡」「名人長次」「塩原多助」と数々の新作を発表して満都の好評を博したのは、全く他の企て及ばざるところ。話術の妙、独創の才、古人の糟粕を嘗めないで苦心惨澹、ついに一代の名人となった。
円朝在世の頃といっても晩年時代、門下には老巧の四代目円生、二代目円橘、売りだしの円喬、円右、円遊あり、一方の柳派には大将の談洲楼燕枝、副将の柳枝、柳橋、小さん(禽語楼)、音曲の古今亭今輔、一時円朝の塁をますといわれた桂文楽など、巨匠輩出して落語界の全盛期、いずくの席も