Classici giapponesi con furigana
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めいじせそうひゃくわ
明治世相百話
山本 笑月
Leggi 明治世相百話 (めいじせそうひゃくわ) di 山本 笑月 (やまもとしょうげつ) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 128.862 caratteri · 251 schermate
明治の大火事
左右のわき床は紫檀黒檀の棚板、三方の大障子は花櫚の亀甲組白絹張りで、開閉にも重いくらいの頑丈造り、一間幅の回り縁は欅の厚板、天井は三尺角樟の格天井、いや全くお話ですぞ。
「信伝の豪奢」のキャプション付きの図
信伝の豪奢
玄関から二階三階は、くどいからやめるが、全く金にあかした芸術的建築、ようやく話がついて私の父が引取り、二十二、三年頃これを浅草公園花やしきの構内へ移し、煉瓦の地下室を加えて五階建てに改築、奥山閣と命名して一般の観覧に供したが、果して評判よく、十二階より一足先に、金色の鳳凰が光ったわけだが、今はそれも震災で第二の夢。
明治の大火事
震災以前のレコード
明暦以来、火事は江戸の花と言われたが、明治になっても相当火事早く、ことに神田ッ子などは年中新しい家に住まったくらい。風の強い晩には火事装束を枕元に揃えて寝る。スワというと女子供や老人は遠い親類へ逃げる、火は瞬く間に迫って来て、またかと言うほどちょいちょい焼けたなど、今日では嘘のようだ。
有名なのは十二年の暮、日本橋箔屋町から出て佃島まで焼いた大火。全焼八千余戸、次は十四年一月二十五日、神田松枝町俗にお玉ヶ池の大火、これが一万五千余戸で大正震災以前のレコード。