Classici giapponesi con furigana
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めいじせそうひゃくわ
明治世相百話
山本 笑月
Leggi 明治世相百話 (めいじせそうひゃくわ) di 山本 笑月 (やまもとしょうげつ) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 128.862 caratteri · 251 schermate
風雅界の名物寒山
いかにも熱心なので絵を教えてあげようかというと、ぜひ願いますというので一緒に家へ行って両親に話し、こっちからとうとう弟子にしたのがこの米作君で、その時の様子が今でも思いだされる」と感慨無量。
和漢の古画及び浮世絵にも精通し、ことに色彩の研究にはもっとも熱心で、その遺著『色彩新論』は当時前人未発の卓見として金子子や末松男から大いに推賞された。一時は茶道にも凝って、ちょっと画筆を持っても妙な手付きをするので、なんの真似ですというと「これは茶杓の扱い」、要するに趣味の広い人であった。
桜川町の塾へは七、八名の門人が通って来たが、内弟子の永田武洲という少年が玄関にいた。当時十八、九歳、快活で無邪気で画もなかなか巧者であった。
あるとき師の米作氏いわく「永田は画よりも琵琶が上手で全く天才ですよ、確かに物になります、その内一つやらせてお聞かせ申そう」と、これが後に薩摩琵琶で一流をだした永田錦心とは当時夢にも思わなかった。
風雅界の名物寒山
楽書だらけの四枚の障子
下谷忍川のほとり、上野町にいた山田寒山翁、つとにシナへ渡って当時無住の「月落烏啼」の蘇州寒山寺の住職となり、帰来寒山和尚で通した奇人。