Lettura giapponese

Classici giapponesi con furigana

ja-reading.com

Leggi i classici giapponesi online con furigana. Filtra per livello JLPT, tocca una parola per il significato e traduci una frase.

めいじせそうひゃくわ

明治世相百話

山本 笑月

Leggi 明治世相百話 (めいじせそうひゃくわ) di 山本 笑月 (やまもとしょうげつ) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.

N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 128.862 caratteri · 251 schermate

Aozora Bunko

天保銭

ほど安かったが、当時はカメオなど滅多に喫めなかった。三銭どこではその後スワン、ヴァニテーフェヤーなど種々現われたが、オールドやピンヘッドに喫煙界を先占されていずれも売れず、次は村井のヒーローが売りだされてようやく和製時代。

ヒーロー始め細巻サンライスなど二十四、五年頃は村井全盛、同時に口付煙草も岩谷の青天狗、金天狗、千葉の菊世界、紙巻の雲井、いずれも二十本五銭の競争、こうした巻煙草全盛の余波、二十九年に村井が売り出した両切ヴァジンの宣伝福引、何事か癪にさわって室町の同店へ群衆殺到、ぶち壊しの大活劇で店はメチャメチャ、景品の自転車は日本橋の川中へ投げ込むという騒ぎ。

ヒーローの本元も江戸ッ子の英雄には兜を脱いだ。

天保銭

掛取りは天秤棒でかつぎ回った

天保銭といえば今でも少々頭の足りない人間を連想する。当百とあって通用八十文、縦一寸六分幅一寸の小判形、大きくて重くて携帯にはすこぶる難物、だが物価の安い明治初期にはこれでも相当魅力があって、文久や波銭(二厘)とは段違い、天保一枚手に入れば腕白連、鬼の首でも取ったよう。

二十五枚ひとさしが二貫、即ち二十銭、晦日の掛取りに二、三本受け取ると、風呂敷に包んで天秤棒の先につけて担ぐ。