Lettura giapponese

Classici giapponesi con furigana

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めいじせそうひゃくわ

明治世相百話

山本 笑月

Leggi 明治世相百話 (めいじせそうひゃくわ) di 山本 笑月 (やまもとしょうげつ) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.

N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 128.862 caratteri · 251 schermate

Aozora Bunko

、第3水準1-87-89)、近くは夏雄、民国、勝広の彫刻、煙草入れも同様の品に緒〆は古渡さんご、ヒスイ、めのうの玉物または金銀の細工物、トンボ、七宝の類、筒は象牙、唐木等に鉄哉、谷斉の彫、橋市の鞘塗、一楽、長門の編物などで、それらの取合せがまた面白い。

自慢の煙草入れを腰から抜いて、すぽんと気持のよい音を立てて筒から取り出す煙管がまたそれ相応の代物、金銀張分け、金や朧銀の毛彫もの、赤銅の金象眼または四ところ金など、村田、住吉屋の特製を誇り、羅宇は象牙、鉄刀木、斑竹などを用い、国分や雲井の上等の刻みを詰めて悠々とヤニ下った様子は、いかにも大家の主人公らしく、マドロスパイプの横啣えとは、奥床しさ全く比較にならないが、今は時代後れだ。

明治四十年頃の美術協会展覧会の出品に、いとも結構な腰提煙草入れがあった。カマスは茶皮の印伝、筒は鉄哉の象牙彫、金具は香川勝広作赤銅の狸に純金の薄、緒〆は白金の平丸形で表が満月、裏が朧月、塚田秀鏡の作で、すべて飄逸にしてしかも高雅の逸品、はたして宮内省の御用品となった。

その後、これほどの名作もなければ、時代はこうした趣味をも容赦なく一掃した。