轻读日语

轻松读懂日语经典作品

ja-reading.com

轻松读懂日语,轻松阅读日语。在线阅读日语经典作品。支持在阅读过程中显示假名、查询生词、翻译句子。

つたかずらきそのかけはし

蔦葛木曽棧

国枝 史郎

「講談雑誌」博文館、1922(大正11)年9月~1926(大正15)年5月<br>よき夫婦、復讐とげられる、右京次郎団、兄妹邂逅大団円「現代大衆文学全集 第六巻 国枝史郎集」平凡社、1930(昭和5)年7月

N2 · 挑战 · 新字新假名 · 335,908 字 · 669 页

青空文庫

「ハイ、その訳と申しますのは……あなた様もご存じでござりましょうが、あの鳰鳥という女子、側室の身分でありながら、これまで一度もお殿様のお伽を勤めたこともなく、そのためお殿様におかれましては、ご不満足であらせられ、そのご不満が事にふれて、お手討ちなどという荒々しいことに、成って行くのでございます。それで、この頃のお殿様は、ただただ鳰鳥のご機嫌を取ることばかりに憂身をやつし、あの鳰鳥の申すことと云えば、どのような無理でも、難題でも、おきき遊ばすのでございます。それで今宵もその通り、あの鳰鳥めがお殿様にこのような事を申し上げました。『数あるお館の女子の中でも一番目立って美しいのは、そこにいる山吹でございます。さあ、お殿様、私に構わず、山吹をお靡かせ遊ばしませ。山吹をお靡かせ遊ばすほどの技倆のあるお殿様でございましたら、この鳰鳥もお殿様をお慕い申すでございましょう』と、どういう企みのあったものか、あの鳰鳥めがお殿様に、このように申し上げたのでございます。するとお殿様は憑かれたように、私の傍へおいでになり……」

「そなたに靡けと云ったのか※(感嘆符疑問符、1-8-78)」