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Japanische Klassiker mit Furigana

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だいにのせっぷん

第二の接吻

菊池 寛

Lesen Sie 第二の接吻 (だいにのせっぷん) von 菊池 寛 (きくちかん) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 121.960 Zeichen · 247 Bildschirme

Aozora Bunko

精神的品位と教養、それがなければ泥人形ですね。」

「そんなことをおっしゃる資格がおありになるの?」

そういって、ひやかしたいくすぐったさを、京子は微笑でこらえていた。

「そこへ行くと、あなたや山内のお嬢さんの美しさは……」

「およしなさいませ。倭文子さんを賞めるのにわたしを引き合いに出すのは。」

「いや、私が賞めたいのは、あなたです。」

「どうもありがとうございます。」

そういって、京子は丁寧に頭を下げた。

「いや、あなたは才気縦横というところがおありになりますね。あなたのようなお嬢さんが……」

「今井さん。よっぽど酔っていらっしゃいますね。」

「いや、本気です。現代の婦人美は、玄人からすっかり素人に移りましたね。今の十七八歳から二十歳までのお嬢さんの美しさは……」

「今井さん、わたしは二十一なのよ。」

「これは失礼いたしました。この頃のお嬢さんは、二十四五でも、十七八にしか見えません。僕は、本当に美しいお嬢さんと……」

自動車が大きいカーブをした。今井は、その動揺を利用するように、京子のからだに、しなだれかかった。京子は、眉をひそめて、身体をぐっと遠ざけた。

「いや、僕は、こんなうれしい晩餐は初めてです。