Japanische Klassiker mit Furigana
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だいにのせっぷん
第二の接吻
菊池 寛
Lesen Sie 第二の接吻 (だいにのせっぷん) von 菊池 寛 (きくちかん) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 121.960 Zeichen · 247 Bildschirme
僕の愛で倭文子さんを力づけ必ず生きて帰って来るつもりです。
だが、それはとにかく、あなたはいつかおっしゃいましたねぇ。(お気の毒ですがわたし命にかけても、倭文子さんをあなたのものにしないから、そう思って下さい。)と、だが、倭文子さん自身が命にかけても僕のものになりたいというのですから仕方がありませんね。死んでも京子さんの傍にはいたくないというのです。
あなたはまた(どんないやしいことでも、どんな卑劣なことでも、どんなあさましいことでもして邪魔をする)と、おっしゃいましたが、そんなことは結局何になりました。結局僕のいった通り(愛している者の力が、どんなに強いかを証拠立てた)だけではありませんか。
あなたはまた(今に、倭文子さんが、煙のようにあなたの手から消えてなくなるでしょう)とおっしゃいましたが、今倭文子さんは世の中のあらゆる実在よりも、もっと生き生きと僕の両腕の中に抱かれているではありませんか。そして、死生を越えて僕が彼女のものであり、彼女が僕のものであることは、世の中のあらゆる法則よりも確実です。
きっと、そのうちにお目にかかって、直接にいろいろ申し上げたいと思います。