일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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しんらん

親鸞

吉川 英治

吉川 英治의 親鸞(しんらん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 566,138자 · 1127화면

아오조라 문고

一念一植

一

建保の六年六月には、後に善鸞といった男の子が生れた。その翌年の八月には、有房が生れ、はやくも四十九歳になった親鸞は、京にのこしてある長男の範意をあわせると、ちょうど五人の父となったわけである。

(いつの間に――)と、自分でも思うことがある。こんな子沢山になろうとは、自分でも予期しなかったのであろう。

だが彼は、それらの子たちの生い育ってゆく間に、幾多の新しい学問と生きた教えを見出した。やはり妻をもってよかったと思った。子を持ってありがたいと思った。そして、その法恩を、弥陀に感謝せずにはいられなかった。

「お父さま、お父さま。……アノおもしろい何日もの田植歌をうとうて」

七歳になった昌姫は、父の法衣のたもとに絡んでよくこうせがむ。

裏方は、有房に乳をふくませながら、その他愛ない子と自然の父とを、幸福そうにながめていた。

「ホホホホ。昌姫は、お父様の田植歌が、ほんにお好きじゃの」

すると、男の子らしく、ひとりで悪戯していた善鸞も、

「お父さま、歌うて、はやく聞かせて」と、一緒になって、父の肩へ取りついた。

「はははは、ははは……」と、親鸞は、ただもううれしいのだった。