후리가나로 읽는 일본 고전
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しんらん
親鸞
吉川 英治
吉川 英治의 親鸞(しんらん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 566,138자 · 1127화면
六
こぞって、吾々は、座主の私心を糺弾しようじゃないか」
「そうとも、おのおのは、宿房に帰って、院主や阿闍梨たちにも、このことを告げて、一山をうごかせ!」と、さけんで、別れた。
六
根本中堂は、静かだった。
一山の若い学僧たちのあいだに範宴の問題から、座主の慈円僧正に、ごうごうと、非難が起っているなどとは登岳以来、そこに、常住していた僧正も、範宴も、性善坊も、すこしも、知らないことであった。
中堂の薬師瑠璃光如来のまえに小さな範宴は、朝に夕べに、生涯の精進をちかっていた。この北嶺の頂へのぼってからは、何か、今までよりは、仏の側へ、一歩、近づいてきたような心地がして、うれしかった。
範宴が、師の僧正に仕えているように、その範宴のゆく所に添って、影のように、彼を守っているのは、性善坊であった。
その性善坊は、今日、東塔の南谷まで、使いに行って帰ってくる途中であった。
「おいっ」誰か、呼ぶので、
「はい」性善坊は、ふり向いた。肱を突っ張った一人の大法師がつかつかと、寄ってきて、
「中堂の宿房にいる性善坊というのは、おまえか」
「そうです」
「おれは、西塔の双林寺にいる妙光房浄峨というものだが」