일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

しんらん

親鸞

吉川 英治

吉川 英治의 親鸞(しんらん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 566,138자 · 1127화면

아오조라 문고

七

「若様。――寿童丸様」朱王房は、牢内の闇から、じっと、孤雲の面を見つめていたが、躍り上がるように立って、

「やっ。七郎ではないか」

「七郎ですっ。わ、若様、七郎でございまする」

「なつかしい」と、朱王房は、痩せた手を牢格子のあいだから差し伸べて、

「会いたかった……」

「七郎めも、どれほど、お行方を尋ねていたか知れませぬ」

「おお」と、朱王房は、思い出したように、牢格子へ手をかけて、

「いいところへ来てくれた。お前の腰の刀を貸せ」

「どうなさるのでございますか」

「知れたこと、この牢を破るのだ。斬り破るのだ。――人の来ないうちに、早く」

「でも……」と、孤雲はおろおろして、厳めしい高札に憚ったり、道の前後を見まわしたが、折ふし、人影も見えないので、彼も、勃然と、大事を犯す気持に駆られた。

脇差を抜いて、牢格子の藤蔓を切りはじめた。朱王房は、渾身の力で、それを、揺りうごかした。

四、五本の鎹が、ぱらぱらと落ちると、牢の柱が前に仆れた。

炎の中からでも躍りだすように、朱王房は外へ出て、青空へ、両手をふりあげた。

「しめた。もう俺の体は、俺の自由になったぞ。――うぬ、見ておれ」